法雲寺
手打地区港集落の旧道に接して位置する。浄土真宗本願寺派の寺院である。明治42年(1909)に寺院創立公許を得て、同44年(1911)3月8日、本堂の上棟式が行われた。
歴代住職初代(開基)は、八渕蟠龍師であり、現在は4代目井芹大心師である。
平成16年3月2日~4日には、「即如門主甑島組ご巡教」が行われた。
この行事には、本願寺第24代大谷光真門主をはじめ随員10名、甑全島内から本願寺派の寺院6か寺から120名が集い、手打の法雲寺で盛大に実施された。
法雲寺は、手打地内にある貴重な歴史的建造物でもある。