手打地区コミュニティ協議会

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大泊墓地は手打集落を隔てた大泊海岸にあって、通称「景地・けーじ」と呼ばれ、手打湾西岸の礫浜に臨み、以前は松原になった景勝の地であった。墓地は南西に向かい、天然痘・赤痢・コレラ・腸チフス等の伝染病病没者の墓碑が随所に建立されていたが、昭和59年関係者により、大泊墓地公園建設推進委員会が設立され、大泊伝染病病没者埋葬地として追悼の碑「倶会一処」が建立され現在に至っています。

悲しい思いでこの世を去った先人たちの嘆きが「ほうそう哀歌」に込められています。先人たちの悲しい史実を後世に遺す貴重な史跡です。